洋光台ログハウスが大規模改修のため、1月12日から3月23日までの約2カ月間、休館となっている。期間中には、丸太の補修などのほか、同施設ならではの事情による改修も行うという。
洋光台ログハウスは20年前の1993年、洋光台駅前公園の敷地内に開設された。延べ床面積は280平方メートル。建物内部は多層構造となっており、それらほぼ全てが遊びのためのスペースとなっている。使用できるのは、小学生以下の子どもとその保護者など。昨年度は、区民など約6万人が利用している。
今回の改修では、施設内で使用されている丸太の割れ部分補修や木造窓枠の立て付け不良の修繕などを実施。また、遊具のレイアウトが一部変更となるほか、要望のあった授乳スペースの新設も行われる。
そのほか、屋根の防水塗装も行われるが、区の施設利用推進担当者は「洋光台ログハウスはすぐ隣りに大木が複数ある。そこから落ちた実が屋根の上で芽や根を出すため、屋根の劣化が進みやすい」と、同施設ならではの事情を挙げる。
区や施設では休館による利用者への影響を最小限に抑えるため、工事期間が固まった昨年10月から、館内へのポスター掲示や区広報などを通じて周知を徹底。早い段階からの広報により、区によると工事開始以降、現時点まで休館に対する区民からの苦情などは寄せられていないという。
リニューアルオープンとなる3月24日から26日には、先着200人の来場者にボールペンストラップが配られるほか、新入園、新入学生先着50人には、スタッフ手作りマグネットのプレゼントも行われる予定となっている。
区内他施設も休館
区内では、多くの公共施設で設置や開所から数十年が経過。設備や建物本体の更新時期にあたることなどから、老朽化などに対応した大規模改修工事が行われている。
ログハウスと同じく洋光台駅前公園内に建つ、はまぎん こども宇宙科学館は、電気設備の大規模改修工事のため、昨年12月3日から1月25日までの約2カ月間休館。1月26日から再び開館している。
滝頭のたきがしら会館は2月1日から3月31日までの2カ月間、設備改修工事のために体育館の利用を休止する。ただし、多目的ホールや武道場、会議室、和室、娯楽室といった建物内のほかの施設は、利用可能となっている。
磯子区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|