磯子区版 掲載号:2013年6月13日号

根岸小で140周年式典 教育

全校生徒600人ら参加

大正、昭和、平成の児童を演じる子どもたち
大正、昭和、平成の児童を演じる子どもたち
 横浜市立根岸小学校(馬渡照代校長)の体育館を会場に6月8日、創立140周年記念式典が行われた。

 式典には同校の全児童約600人や教職員のほか、市教育委員会の岡田優子教育長や坂本連磯子区長、周辺小中学校の校長やPTA会長、地域自治会町内会の会長、根岸小の歴代PTA会長など、およそ60人が出席した。

 冒頭、全校児童による歌と呼びかけで、学校140年間の振り返りが行われ、最後に6年生が全員で「私たちはこの大切な伝統を受け継ぎ、大きく育てていきます」と元気に宣言した。

 その後、あいさつに立った馬渡校長は「保護者や地域の方々、教職員など多くの人たちに支えられ、刻んできた140年。この学校の卒業生は約1万8千人おり、みなさんの周りには、先輩をはじめ支えてくれる多くの人たちがいる。根岸小で学ぶことに誇りを持ってほしい」と話した。

 また、同校の山本尚志PTA会長は「昨年夏から創立140周年記念事業実行委員会が立ち上がり、今日まで様々な準備が進められてきた。改めて周りの人たちに感謝しながら、140周年を祝いしましょう」と、呼びかけた。

児童による発表も

 休憩を挟んだ後半は、児童たちによる多彩な発表が行われた。

 最初に児童代表としてあいさつした6年生の女児は、自身が入学した際、校庭の真ん中にそびえ立つ巨大な楠に驚いたことに触れ、「5年生のときに滝頭小を訪れ、校庭の真ん中に楠がないことを不思議に感じた。この木が私たちにとって特別なものであることを知りました」と語った。

 その後に行われた、5年生の代表者たちによる「根岸小ヒストリー」では、テレビ番組『徹子の部屋』をイメージしたステージに、それぞれ時代の服装や髪形をした大正、昭和、平成の”ねぎしさん”3人がゲストとして登場。子どもたちの服装や校舎の様子、授業風景など、各時代の根岸小の様子を収めた写真をスクリーンに映しながら、それぞれ解説を行った。

あいさつに立つ馬渡校長
あいさつに立つ馬渡校長

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