水分補給の介助体験 滝頭ケアプラで介護学ぶ
滝頭地域ケアプラザで7月17日、「ふれあい介護サロン」が開かれた。会場には、現在介護をしている人や介護に関心のある人たちなど13人が訪れ、配布された資料を読みながら高齢者の水分補給の大切さについて学んだ。
講座ではまず、高齢者が脱水症状になりやすい理由について解説。具体的な症状を6つ挙げ、「1日1500ミリリットル以上の水分補給」や「排泄環境の整備」といった予防法が紹介された。
また、水分補給の介助方法を体験する時間も設けられた。参加者は、嚥下障害のある高齢者に水分を摂らせる際に用いる増粘剤の使い方を実践。飲み物に加える量によってとろみのつき方が変わる様子を確認し、「飲む人の体調に合わせて量を調節して」という説明に納得していた。
その後、寝たきりの高齢者に水を飲ませる方法も体験。はじめに、スタッフが間違った例と正しい例を実演し、2つの例の違いを話し合った。その後、参加者が実際に介助を実践。わからない点をその都度スタッフに質問しながら取り組んでいた。
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