西瓜天神の製作がピーク 岡村天満宮初天神で販売
岡村天満宮で毎年作られている西瓜天神人形。昨年11月から行われていた製作が佳境を迎えている。
神奈川県の郷土人形にも指定されている同人形。原作者は開港人形の作者としても有名な村沢春吉氏で、同天満宮では昭和の初めから取り扱っている。両袖を跳ね上げた姿から袖天神とも呼ばれていたが、その形から西瓜天神と呼ばれるようになった。枕元に置いて寝ると願いが叶うという話も。後継者不足で製作が中断された時期もあったが、1990年頃から復活の話があり、宮司の杉原紳元さんや人形製作を一手に請け負う早川ヒロ子さんが中心となって復活させた。
職人の早川さんが一つずつ手作りしているため同じ表情の人形はなく、数量も70体ほどと限りがある。同人形は、岡村天満宮で1月25日に行われる初天神祭で販売される。
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