横浜市立根岸小学校(西町・馬渡照代校長)で2月10日、5・6年生を対象とした「命をいただく授業」が行われた。
当日は、ホテルモントレ横浜(中区)の日本料理「隨縁亭」の松崎英司料理長らが講師を務めた。児童らの前で、料理人の仕事の説明や、プロの包丁さばき、鯛の活け造りやアンコウの吊るし切りの実演を行った。
重さ約5kg弱のアンコウが教室の天井から吊るされ、講師が包丁を入れ始めると、子どもたちの目はその様子に釘付けに。児童が「意外と身が少ない」と印象を口にするも、松崎さんは「アンコウは身だけでなく、ほとんどの部分を捨てることなく食べられる」と説明。生きた魚を捌く様子を通じ、「今日の吊るし切りの実演を”食べる”ことについて考える機会にしてもらえたら」と話した。
捌かれたアンコウは鍋にされ、授業に参加した6年生らが美味しく味わった。
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