はまぎんこども宇宙科学館で５月16日、「第５回星とみらいの学校〜チームプレーで世界に挑戦！」が開かれ、サッカー日本代表元監督の岡田武史さんが授業を行った。

　１限目として行われた授業「星とみらいの教室」では、岡田さんと的川泰宣館長が参加者約２５０人の前で対談。中学生のころからメガネをかけてプレーしていたこと、Ｊリーグや日本代表、海外チームでの監督時代には常に「チャレンジ精神」を持ち続けていたことなどの話があった。

　また現在、日本が世界で勝つために必要な「共通認識」を植え付けるため、ＦＣ今治のオーナーとして新たな挑戦をしているとし、こどもたちには「何事にもチャレンジすること」「夢や目標を持ち続けること」「自分自身で考え行動すること」を訴えた。

　２限目は「岡田監督と語ろう」と題した体験授業が行われ、ボールを使いストレッチや体操を実施。２人一組になり協力してボールを運ぶ運動も行われた。

　栗木在住の５年生児童は「対談や授業を通して、サッカーでも重要なチームプレーの必要性を学ぶことができた」と振り返った。

　星とみらいの学校は、音楽、スポーツ、ものづくりなど様々な分野の第一線の担い手を講師に招き、対談授業を通してこどもたちに命の大切さや豊かさを育むことを目的に行われている。