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磯子区 スポーツ

公開日:2015.08.06

浜中野球部
地域の思い背に全国へ
プララ杉田で壮行会

  • 浜中吹奏楽部による演奏で壮行会を盛上げた

  • 全国大会への決意を語る田邊主将。写真下は浜中ナイン

 「第32回全日本少年軟式野球大会」に出場する浜中学校野球部を激励しようと、プララ杉田パティオ広場で7月30日に壮行会が開かれた。会場には関係者や周辺住民など約300人が来場し、野球部にエールを贈った。

 壮行会では、胸に「Hama」、背中に「全国制覇」と書かれた青いシャツを着て選手らが入場。吉村文克副校長が、春季市大会の戦績を発表し158校の頂点に立った軌跡が参加者に伝えらえた。

 林文子横浜市長からは野球部に祝辞が贈られ、小林正幸磯子区長が代読。「開催地・横浜の代表として存分に力を発揮し大いに活躍されることを願っています。横浜スタジアムという大舞台で優勝を目指してほしい」と期待の言葉があった。磯子区体育協会の須田幸雄会長からも激励の言葉が贈られた。

「目標は全国制覇」

 野球部を代表してあいさつにたった福元博紀監督=人物風土記で紹介=は「過去2回の全国大会では結果が出せていません。チーム結成当初から『全国制覇』を掲げてきて、のこり4試合となりました。みなさんの応援を力にかえて横浜スタジアムで熱い試合をしてきたいと思います」と来場者の前で決意を語った。壮行会の中では選手が一人ずつ紹介され、選手に大きな拍手がおくられた。

 また、浜中学校同窓会や地元商店街などからは記念品の贈呈があり、同校吹奏楽部はエールを込めた演奏を披露。会場はこの日一番の盛り上がりをみせた。

 田邊慎之佑主将は「このような壮行会を開催して頂き、大きな期待を感じている。僕たちの恩返しは結果を出すことだと思う。全国大会では、感謝の気持ちを忘れずに一戦必勝で戦いたい」と意気込みを話した。

初戦は10日午後1時から

 全国大会は8月10日から13日まで横浜スタジアムを会場に開催される。全国12ブロックから選抜された16の中学生クラブチームがトーナメント戦で日本一を争う。この大会は「中学版甲子園」としても位置づけられており、軟式野球チームの目標にもなっている。

 浜中学校野球部は春季横浜市大会で優勝し、開催地枠として出場。初戦は10日午後1時から東北地区代表の高田東中学校と戦う。初戦に勝利すると12日に準々決勝があり、準決勝、決勝は13日に行われる。 

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