磯子消防署で8月18日、市内の小学校高学年の児童を対象とした「いそご消防わくわく体験塾」が開催された。
市教育委員会が主催する「子どもアドベンチャー2015」のプログラムの一つで、市内の小中学生が将来を見据えながら様々な職業を体験する企画。同署では今回で7年目の取り組みとなる。
プログラムには市内の小学生19人が参加。県の防災指定校に選ばれている氷取沢高校の生徒13人も、消防隊員の訓練などを見学しながら子どもたちの体験のサポートを行った。
参加者らは消防車からホースをひいて行う放水訓練や、ロープを使った救助訓練などに挑戦。防災指導車に乗って地震の強い揺れなども体験し、災害への理解も深めていた。
腕の力を頼りにロープを渡る「ロープ渡過訓練」では、署内の体育館に張られた約5メートルのロープを必死に渡り切っていた。子どもたちは「きつい訓練だったけれど、楽しかった」と話した。
終了後には、すべてのプログラムをクリアした証として、参加者一人ひとりに防火衣姿の自分の写真が載った修了証が手渡された。
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