浜中学校野球部の清水凪(なぎ)くん(3年)が15歳以下の日本代表に選出され、今日8日から静岡県で開催されるアジア選手権に出場する。清水くんは「勝利に貢献できるようなピッチングをしたい」と意気込みを語る。
浜中野球部は、8月に開催された「第32回全日本少年軟式野球大会」に出場。初戦を突破しベスト8に進出した。清水くんは、エースとして初戦、準々決勝に登板。特に準々決勝では伸びのある直球を中心に7回を投げきり、被安打4、失点1と好投。2試合での活躍が評価され代表に選出された。
ユニホームに「興奮」
8日に開幕する「第8回BFAU-15アジア選手権」には、全日本少年軟式野球大会のほか、日本中学校体育連盟、日本KWB野球連盟が主催するそれぞれの全国大会に出場した選手の中から18人が選抜された。
清水くんは、8月下旬に行われた合宿で侍ジャパンと同じユニホームに袖を通した。その時の感想を「ワクワクしたが、同時に日の丸を背負うプレッシャーも感じた」と話す。
1年秋からエース
2歳上の兄の影響で7歳から野球を始めた清水くん。梅林小学校時には、梅林杉田少年野球部に所属し区大会で優勝。浜中学校野球部では、1年秋から主戦として活躍。2年夏、秋、3年春の市大会、春季県大会の優勝に貢献した。
入学後から清水くんを指導する野球部の福元博紀監督は「2年半で一番成長したのはメンタル。下級生のときは、思うようにいかないと集中力がきれていたが、上級生になりコントロールできるようになった」と話し「今後の野球人生にプラスになるような経験をしてほしい」と期待を込める。
清水くんは「全国大会では悔いが残っているので、日本代表として投げる試合では全て抑えられるように頑張りたい」と話した。
大会には、日本のほか、チャイニーズ・タイペイ、韓国、中国、パキスタン、タイが出場。総当たりで順位を決める。
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