岡村にある久良岐能舞台で11月17日から19日まで、磯子、南、港南区の小学校に通う児童を対象とした「狂言鑑賞教室」が開かれた。
日本文化を直に体感してもらおうと、同舞台の指定管理者「シグマコミュニケーションズ」が社会貢献事業として実施。19日の授業では、狂言師の善竹富太郎さんが児童に狂言を解説。室町時代にできた日本で一番古い笑いの演劇と、児童に説明。善竹さんらは国語の教科書にも出てくる「柿山伏」を披露した=写真。児童らは、笑いながらも真剣な眼差しで鑑賞した。
また、ワークショップでは、普段足を踏み入れることができない舞台に上ったり、狂言の声の出し方を学んだりした。
狂言を初めて鑑賞したという男子児童は「国語で柿山伏を勉強したが、実際狂言として観ることができおもしろかった。日本文化を感じることができた」と話した。
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