磯子区 教育
公開日：2015.12.17
磯子工業2年下田さん
旋盤部門で３位入賞
「ものづくりの甲子園」で
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賞状と盾を手にする下田さん
磯子工業高等学校機械科２年の下田秀嗣さんが、このほど、鹿児島県で行われた「第15回高校生ものづくりコンテスト全国大会」の旋盤作業部門で第３位の成績を収めた。同校の生徒が入賞を果たすのは２００９年の第９回大会以来だ。
工業系の高校生が出場し、「ものづくりの甲子園」とも呼ばれる同コンテスト。全国９つの地区大会を勝ち抜いた代表者らが、自動車整備など７つの部門で、その技術力を競う。
下田さんは同校で技術研究部に所属し、機械の操作技術などを磨いている。同コンテストには、関東地区大会の優勝者として出場した。
制限時間内に鉄の丸棒を加工し、それぞれネジ部分と凹凸部分で組み合う部品を製作する旋盤部門。作品の寸法精度や出来栄えが評価される。作業中盤で部品を削り過ぎるミスをした下田さんは、当時の心境を「もう入賞できないと思った」と振り返る。第３位という結果には「先生や先輩の指導の下、優勝をめざしていた。ほかの入賞者の作品と比べても、ミスさえなければ優勝できていた」と悔しそうに話す。
今大会を受けた下田さんの目標は、来年度の若年者ものづくり競技大会への出場。「先輩が受賞した銅メダル以上の結果を出したい。次こそは期待に応えられたら」と意気込んでいる。
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