公正で明るい選挙の実現と投票参加の推進をめざし、選挙に関する啓発活動を行っている磯子区明るい選挙推進協議会(岡道子会長)。同協議会が主催する今年度の講演会・映画会が2月20日、杉田劇場で開かれた。
第一部では「18歳選挙権と私たちの課題」をテーマに、上智大学総合人間科学部教授の田中治彦氏による講演が行われた。今夏には有権者年齢が18歳に引き下げられて初めてとなる参議院議員通常選挙が行われることもあり、田中氏は若者の政治との関わり方についてスライドを用いながら解説。若者の投票参加により、若者の考えや意見が社会に反映され、活性化されていくことを期待した。同時に、学校で行われている社会・公民教育が知識や奉仕精神の学習に偏り過ぎていることについて触れながら、ワークショップなど実践力を伴う学びの推進で「社会や地域が抱える問題を知り、解決に導いていくための政治について考えてほしい」と話していた。
第二部では選挙にまつわるクイズや子どもたちに人気の映画「ミニオンズ」の鑑賞会も行われ、親子連れが催しを楽しんでいた。
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