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磯子区 人物風土記

公開日:2016.04.07

横浜子育てパートナーとして子育てに悩むママをサポートする
高田 美由紀さん
森在勤 55歳

ママの背中押せる存在に

 ○…1月末から各区に一人ずつ配置された横浜子育てパートナー。磯子区の相談員として地域子育て支援拠点いそピヨで、子育てに悩むママと地域を繋ぐ。研修ではほかの施設を訪れたり、他区のパートナーと情報交換したり。「サポートできるよう地域の様々な子育て情報に触れたい」。勉強に励む日々を過ごす。

 ○…「子どもと関わりたい」と地元で預かりボランティアを務めたことから、11年前に子育て支援の道へ。いそピヨでは開所から運営に携わる。胸にあるのは「誰かと話すことが気晴らしになる」との思い。訪れる親子とのコミュニケーションを重視する。会話で得た情報を活かし、接点のあるママ同士を引き合わせることも。パートナーになってからは研修で仕入れた情報を基に、身近な遊び場や「健診では何を聞かれるの」といった疑問に答えてきた。「小さな悩みや不安、愚痴でもOK。気軽に声をかけてもらえれば」と笑顔。奮闘するママに寄り添う。

 ○…引っ越しの多い家庭で、学生のころは藤沢や鎌倉で育つ。スポーツが好きで、中学時代はバレーボールの県大会で優勝した経験も。26歳で結婚し、3人の子どもを育てる。「子育ては相当苦労した」と苦笑い。夜泣きに悩まされ「よく寝るように雨でも無理に遊ばせた。今思えば、疲れさせても泣くときは泣くのに」。何がいけないのかと一人悩みこんだ。苦悩した子育て期は母との電話が息抜きに。「悩みや愚痴を母に話せたことで本当に救われた。今度は私が今のママたちの力になれたら」

 ○…家族で藤沢に暮らす。体を動かすことが好きで、休日は友人と手軽な山にハイキングへ。子育ても一段落した今は、甘えん坊の猫と遊ぶのも楽しみの一つだ。自身の子育て経験から感じるのは「大変な時期はあっという間」ということ。「一番大変な時期と向き合うママたちの背中を押せる存在になりたい」。地域の子育てを支えていく。

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