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磯子区 人物風土記

公開日:2016.04.21

4月1日付で磯子スポーツセンターの所長となった
堀川 忠雄さん
金沢区在住 53歳

感謝される施設に

 ○…年間約31万人が利用する区内のスポーツ拠点の所長に。「覚えることがいっぱいあってまだ余裕がありません」と苦笑いを浮かべながらも「自治会単位で区駅伝大会に出場するなど、スポーツが盛んだと感じています」と磯子区の印象を語る。気軽に健康づくりができるのがスポーツの良さとの思いから、若い世代から中高年、高齢者まで多くの人に施設を利用してもらいたいと考えている。

 ○…金沢区出身。高校まで野球部に所属し中学時代はピッチャーとして活躍するも肘の故障もあり南高校時代は外野にポジションを移した。選手としてケガに泣かされた経験から、体育大学を経て就職した市体育協会職員として、スポーツのケガ予防に力を入れてきた。出身の金沢区では、総合型地域スポーツクラブの立ち上げに携わり、中・高校生にケガをしにくい肘、肩などの使い方をボランティアで指導している。「ケガをしないことがスポーツを楽しむ第一歩ですね」

 ○…「休日が合えばたまにキャッチボールをします」と大学生と高校生の息子との時間が息抜きだ。スポーツ指導員という立場もあり「まだ負けたくないという気持ちがあって、ついつい力が入ってしまいます」と笑う。同じ高校出身の長男とはマスターズ甲子園で母校のユニホームを着て一緒にプレーしたことも。「この時は本当にうれしかったですね。息子に感謝です」。あらためてスポーツの良さを実感した。

 ○…所長は金沢、港北についで3か所目。過去に磯子では弟が所長を務めていたこともあり兄弟で同じ施設の運営を担う。「弟が地域の方々と連携して地域スポーツ推進に力を入れていたことは聞いていました」。これらを引き継ぎながらも、所長として目指すのは「感謝される施設」。「『ありがとうございました』と言ってもらえることが一番嬉しい」。スポーツの魅力を伝えながら、区民に愛される施設にしていく。

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