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本牧市民プール 漏水で今夏 営業中止に 市、年度内の検討着手へ

社会

掲載号:2016年7月14日号

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営業中止を知らせる張り紙(2日)
営業中止を知らせる張り紙(2日)

 市は6月27日、施設老朽化による漏水のため本牧市民プール=中区本牧元町=の今年の営業中止を発表した。同プールはすでに建て替えを視野に入れた再整備の方針が示されており、市は「今年度中に再整備のスケジュール等についての検討を行いたい」としている。

 2015年11月、同プールの管理運営を行う市体育協会から、同年の営業期間中(7月〜9月)の水道使用量が、14年(約3万1千平方メートル)の約1・7倍にあたる約5万3千㎥になったとの報告があり、漏水が判明した。市は、地中の水道管から漏水した可能性があるとして、今年6月10日に調査を実施。しかし原因箇所は特定できなかった。

 この結果を受け、漏水による陥没の可能性などから、利用客の安全確保は難しいと判断し、営業中止を決定。施設自体の老朽化が進んでいることや、再整備の方針であることなどを踏まえ、現在のところ追加の調査は予定していない。

 同プールは、15年10月に市が策定した「プール及び野外活動施設等の見直しに係る方針」において、「マンモスプール」の名で親しまれる横浜プールセンター=磯子区原町=とともに老朽化のため建て替えを視野に入れた再整備の指針が示されていた。

利用者増を見込み

 本牧市民プールの営業中止にともない、同プールに近い横浜プールセンターの利用客は例年以上に増えることが予想される。市によると、昨年の本牧市民プールの利用客は7万6千人。横浜プールセンターの約11万人と単純に合わせると約18万人となる。横浜市の説明では横浜プールセンターの利用客のピークは約20万人で「その当時と比べても下回るので、受入れ体制には問題ないと考えている」としている。

 一方で、例年プール周辺は営業期間中、交通量が増えることから市の担当者は「横浜プールセンターへは公共交通機関を利用してほしい」と呼びかけている。