磯子消防署や消防団などによる防災訓練が11月9日に滝頭の特別養護老人ホーム「新磯子ホーム」で行われた。
11月9日から15日の「秋の全国火災予防運動」の一環として、磯子消防署、消防団、施設関係者、滝頭岩瀬自治会から53人が参加。横浜市内で震度7の揺れがあり、施設から火災が発生したという想定で訓練を実施。ホーム職員が施設利用者を安全な場所に避難させる手順や、消防隊に現状を報告する流れを確認した。
また、施設の4階に取り残された救助者を、はしごで助け出す訓練や、消防署員、消防団員による一斉放水が披露された。
増田豊消防署長は「火災が発生した場合、現場や避難情報を正確に管理し施設から消防隊に伝えられるかがカギとなる。今日の訓練のことを忘れないでほしい」と訓練を振り返った。
新磯子ホームの田中利昌施設長は「消防署、消防団、地域と協力しながらこれからも利用者さんの安全を守っていきたい」と話した。
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