「２０１６年度磯子区社会福祉大会」が11月19日、磯子公会堂で開催された。磯子区社会福祉協議会が主催。

　「私たちの街で活躍する人たちにありがとう」というテーマで開かれた同大会。区社会福祉協議会ではこれまで、ボランティア活動や社会福祉に貢献してきた人への感謝を伝える場がなかったとのことから功労者、団体を表彰。善意銀行に多額の寄付をした人や団体も合わせて表彰した。

　小宮山滋区社会福祉協議会会長は、自治会町内会や民生委員児童員、地域ケアプラザ、地区社協など地域福祉に携わる人に感謝を述べながら「今年度から第３期地域福祉保健計画が進められています。これからも皆さまのご協力をお願いしたい」とあいさつした。

　式典では、発達障害を学ぶ出前講座、県立氷取沢高校ジャズ部による演奏も行われた。同時開催として食べきれない食品の持ち寄り活動「フードドライブ」や読み終わった本を寄付金にし、地域福祉活動に活用する「ヨコハマ寄付本」が行われた。

　社会福祉功労者は以下の通り（敬称略）。

　▽技術及び労力奉仕（個人）大竹比呂志、柏木啓次郎、小宮山憲男、榊とよ子、杉本房子、関野芙美子、高橋昇、野本ミツ子、早川弘子、松本篤子、宮崎照子、山本和廣（団体）ウェーブ磯子 ボランティア会、滝頭・岡村地区「愛のお弁当」、根岸地区ボランティアグループ、ふれあいランチ、みんなのたまり場 スペースほっと▽金品寄贈功労（個人）高橋昇、三瓶昭次・碧、山口実（団体）ＩＨＩ労連横浜支部／ジャパンマリンユナイテッド横浜労組、明るい社会づくり運動磯子区協議会、日清オイリオグループ株式会社、部落解放同盟 嘉藤民男