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尿酸値7・0以上は危険信号 痛風の原因 高尿酸血症に注意を 日野中央 清水橋クリニック
ある日突然に足の親指が赤く腫れ、その痛みは大の大人が歩けなくなるほど。風が吹くだけで痛むという「痛風」について、年に6万人以上の健康診断を実施している清水橋クリニックの成澤隆院長に話を聞いた。
成澤院長は痛風について「体内にある『尿酸』が体内に蓄積し、それが結晶化して痛みを引き起こすのが原因」と説明する。尿酸値は健康診断で分かるが、7・0㎎/dL以上で高尿酸血症と診断され、いつ痛風になってもおかしくない状態となる。また、8・0㎎/dL以上で、高血圧や脂質異常症、メタボリックシンドロームなどの合併症がある場合は痛みが出ていなくても尿酸降下薬の服用を始めるのが一般的だ。成澤院長は「痛風を発症すると痛みですぐに分かりますが、その前段階である高尿酸血症に自覚症状はほとんどなく、腎障害など別の病気のリスク要因にもなる」と話し、その危険を訴えている。
家族のサポートも
高尿酸血症は男女の体質の違いから男性が圧倒的に多く、生活習慣を改めることによって改善が見込めるため、家族などの協力も重要だ。肥満は第一の原因なので、運動などで標準体重を維持することや、尿酸は食べ物に含まれる「プリン体」が分解して生成されるため、プリン体を多く含むビールやレバーなどの食品にも注意が必要となる。食事療法や運動方法についても、かかりつけ医が指導してくれるので、尿酸値が高い場合は医師に相談することが大切と言えそうだ。
同クリニックは内科・循環器科として生活習慣病全般の相談を受けている。健康診断を受けての再検査は健康保険も適用だ。成澤院長は「健診で分かった異常は命に関わる病気の元。元気でいる今の内から健康づくりを」と話している。
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