港南区・栄区 トップニュース社会
公開日:2019.02.07
心肺停止の人命救助でお手柄
永野地区の住民ら
心肺停止した男子中学生の人命救助に貢献したとして港南区役所(齊藤貴子区長)と港南消防署(秋元雅彦署長)は1月26日、港南消防団第5分団(平井敏夫分団長)と地域住民の小宮利満さん、岩男富美子さん、高橋美恵子さん、井本かおりさん、川村由香さんに感謝状を贈呈した。
昨年11月、永野小学校で行われた永野連合町内会体育祭でリレー競技に出場した男子中学生(13歳)がゴール後に倒れ、心肺停止状態となった。現場にいた岩男さんらが119番通報や胸骨圧迫を行ったという。体育祭の警備をしていた港南消防団第5分団が所有するAEDも使われ、救急隊到着まで心肺蘇生を試みた。一連の行動が功を奏し、男子中学生は一命を取りとめ、現在では学校に通っている。市内の消防団に配置されているAEDを活用した蘇生事例は今回が初めてという。
岩男さんは「AEDを持ち、日頃の訓練などで地域の連携がしっかりしていたからこそできた。無事に助けることができ、安心した」と話した。
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