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港南区・栄区 文化

公開日:2019.09.12

地元で2年ぶり演奏会
ヴァイオリニスト 毛利文香さん

  • インタビューに応じる毛利さん=ひまわりの郷で

 港南区の上大岡出身のヴァイオリニスト毛利文香さん(25)が10月17日、2年ぶりに「ひまわりの郷」の舞台に立つ。ドイツ留学でさらに磨きをかけた技術と表現力で、観客を魅了する。

 「学生のころから、自然と海外に出ていくと思っていた」という毛利さん。2015年秋からミハエラ・マーティン氏に師事するため、ドイツのクロンベルクアカデミーに留学。1音目から妥協しないミハエラ氏に、音へのこだわりを叩き込まれた。「周りの学生のレベルが高く、一流の音楽に触れ合えるので、とてもいい刺激になっている」

 そんな環境の中、自身の演奏の変化を感じながら挑んだ6月のモントリオール国際音楽コンクールでは、ヴァイオリン部門で3位に入賞。派手ではないが、「曲の本質をとらえてストレートに表現している」と評された。「留学の結果が初めて出たので嬉しい」と笑顔で入賞の喜びを話す。

「すごく楽しみ」

 ひまわりの郷での演奏会を前に、「お客様からあたたかい感じが伝わってくる地元で演奏するのはすごく楽しみ」と笑顔を見せる。同ホールでの演奏は2年ぶり。音の響きも客席との距離感も「丁度良い、好きなホール」とも。「近くにこんないいホールがあることを知って欲しいので、ぜひ来てほしい」と呼びかける。

 今後はドイツでの演奏会も増やしていきたい考えだ。

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