横浜国立大学(常盤台)に5月15日と21日、国際交流プログラムの一環でインドの高校生100人が訪れた。高校生らは実際に和服を着付けてもらうなど、日本文化に触れる機会を楽しんでいた。
政府が推進する「21世紀東アジア青少年大交流計画」の招へい事業として行われたこのプログラム。9日間の滞在中、生徒たちは神奈川・三重・滋賀・京都に分かれ、各地域を訪問した。横国大はそのうちの2日間、会場として学校を開放。2ヵ月前から学生にボランティアを募るなど受け入れ準備を進めてきた。初日は講義形式で日本の地理や文化の紹介を英語で行い、高校生を歓迎した。生徒からは内容について質問がされるなど、積極的な様子がみられたという。
また、翌週21日にはボランティアで集まった20人ほどの横国大生が構内を案内するキャンパスツアーを用意。工学部の教室や生協などを10数人ずつに分かれ見学した。前出の着付け体験の他にも太鼓演奏、柔道等も披露された。
その後、今回のプログラムの総まとめとして行われた報告会では、代表者数名がそれぞれ訪問した地域について写真を使いながら発表。「ごみが少なくてきれい」、「女性が多く働いている」といった感想や、「プラスチックが多い」、「水や電気、食べ物の無駄が多い」という指摘がされていた。
同大学は来月にもインドの高校生を受け入れる予定で、参加したボランティアの多くが継続して参加する。大学関係者は「今回の反省点を活かして交流内容などを拡充できれば」と話している。
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