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保土ケ谷区 社会

公開日:2025.12.25

タクシー協会横浜支部
「119番」適正利用を啓発
1千台にステッカー

  • 車両にステッカーを貼る藤井副支部長(右)

  • 啓発ステッカー

 119番通報の適正利用などを呼び掛ける「啓発ステッカー」が12月11日、神奈川県タクシー協会横浜支部に加盟する約70社のタクシー約1千台に貼付された。

 この取り組みは、横浜市消防局が同協会横浜支部に協力を呼び掛けて実現したもの。119番通報の適正利用のほか、聴覚や言語機能に障害のある人に向けた緊急通報サービス「NET119」の周知などが目的。

 市消防局によると、2024年の119番通報は約37万件。しかし、このうち約2割は、間違え電話などを含む緊急性のない通報だった。「トイレに行かせて」「ペットを病院に運んでほしい」などの常識を逸脱した通報もあったという。昼夜問わず街中を走っているタクシーに啓発ステッカーを貼付することで、訴求効果が期待できる。

 11日に市消防局で行われた進呈式には、同協会横浜支部の藤井嘉一郎副支部長らが出席。藤井副支部長は消防職員から啓発ステッカーを受け取り、対象のタクシーに貼付した。藤井副支部長は「不適切な119番通報などを防ぐ広報活動として、非常に意味深いもの」と話した。ステッカーは2026年3月31日まで貼付される。

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