神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2015年10月22日 エリアトップへ

ロケ地・横浜(上) 「ツール」としてのFC(フィルムコミッション)

公開:2015年10月22日

  • LINE
  • hatena
市内での撮影の様子
市内での撮影の様子

 9月末に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「まれ」。石川県能登半島とともに、横浜が舞台となったことは記憶に新しい。映像コンテンツが地域に入り込むことで、まちの活性につながるケースもあり、力を入れる自治体も見られる。市内の取り組みを追った。



 街なかでロケ撮影を行う場合、道路の使用許可などが必要となる。それらの手続きを製作者側と企業等の間に立って行う「フィルムコミッション(FC)」。横浜でFCが発足したのは2000年10月。各自治体で設立の動きが活発化する中、国内4番目としてスタート。横浜市では文化観光局がFCを担っており、今年15周年を迎えた。横浜の売りの一つは製作会社が集中する東京からの近さだ。しかし、日帰りが可能なため、宿泊費等まとまった金銭は落ちない。だからこそ、目先の経済効果より「長期的なスパンでの街のブランド力向上」を目標とする。

ロケ経験を次へ生かす

 昨年のFCへの問い合わせは600〜800件。しかし「9割は横浜が舞台ではない話」と専任スタッフの森智子さんは明かす。「とりあえず横浜で」という場合、撮影場所のリクエストはみなとみらい地区に集中。偏り解消のため、観光地以外を提案することもある。FCでは今後、受け入れ可能な施設を増やして撮影の門戸を広げ、「ロケ地としての実績を積み、『横浜で撮りたい』という声が増えてくれたら」としている。

 「まれ」撮影後、市では交通局によるラッピングバスやロケ地マップ、限定スイーツ発売など、作品に絡め「ロケ地・横浜」をPR。「FCはツールに過ぎない。横浜での撮影をどう発展させられるかが大事」と森さんは話した。(つづく)

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

豊作願い鍬入れ式

ほどがや元気村

豊作願い鍬入れ式

区内唯一の水田 児童体験

4月25日

地場野菜ズラリ

区役所前広場

地場野菜ズラリ

26日に「ほどがや朝市」

4月25日

幼児体操の体験会

幼児体操の体験会

スポセンであす26日

4月25日

初夏の里山観察

参加者募集

初夏の里山観察

カーリットの森で5月

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook