認定通知書を手にする鈴木社長（左）と若生局長
区内の上菅田町に本社を構える有限会社鈴木工業（鈴木徹代表取締役）＝人物風土記＝が11月上旬、「労働者の安全と健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善している」として、神奈川労働局から関東地方で初めて「安全衛生優良企業」の認定を受けた。11月19日に厚生労働省神奈川労働局で認定式が行われた。
同社は、土木工事業を行う社員70人の会社で、安全パトロール車による現場の巡回やドライブレコーダーを全車に設置するなど社員の安全を確保する取り組みに力を注いでいる。こういった企業努力もあり、20年間にわたる無災害を継続している。
この日、労働局の若生正之局長から認定通知書が鈴木社長に手渡され、同局・主任労働衛生専門官の富田賢二氏は「従業員の安全確保に対し、社長自らがリーダーシップをとって計画している」と認定に至る評価点を伝えた。
鈴木社長は「この成果は日頃の積み重ね。従業員に感謝している。社員一同、さらに気を引き締めていきたい」と話した。
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