岩崎中学校の女子ハンドボール部=写真=がこのほど、8月に藤沢市内で行われた「関東中学校ハンドボール大会」で優勝を果たした。
準決勝戦では、昨年の関東大会で8点差で敗れた東京の強豪校と対戦。接戦を繰り広げ、早いパス回しでゴールを攻める基本スタイルと積極的に相手のボールを奪う「攻撃的な守備」を武器に21対18で勝ち上がった。決勝では昨冬の大会決勝戦で惜しくも1点差で破れた東京の強豪校と対戦。悔しさをバネに24対16で雪辱を晴らし、関東を制覇した。
同部は32年前にも女子が関東優勝後、全国制覇している。その後なかなか関東の壁を越えられずにいたが、昨春30年ぶりに全国大会へ出場し、16強入りを果たしたほか、男女そろって全国大会に出場するなど活躍を見せている。
実業団で8年の選手経験を持ち、7年前から同部を率いる佐藤直博教諭に加え、他校で指導してきた上城康博教諭を昨年4月から迎え、2人体制で指導を強化。チームで「全国制覇」を目標にこの夏に向けて、運動量を増やすため走り込みで土台づくりをするなど、毎日の地道な練習メニューに励んできた。
部長の兼弘芽生さん(3年)は「地元開催で多くの方が応援してくださったおかげで最後まであきらめず頑張ることができた。決勝ではリベンジも兼ね気合いを入れて臨み、思い切ったプレーで優勝できた」と振り返り、「全国制覇を目指し精一杯3年間の思いをぶつけたい」と意気込みを見せた。佐藤教諭は「気を引き締めて積極的に選手がプレーしてくれ、堅守速攻のスタイルが出し切れた。岩崎中のハンドボールスタイルで一つでも多く勝ち、目標を達成します」と話した。
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