トヨタ自動車と全国のトヨタカローラ店が1966年から販売されている「カローラ」の誕生50周年を記念し取り組んでいる「花冠プロジェクト」で3月18日、狩場町の「トヨタカローラ神奈川横浜店」に初代カローラが展示された。
プロジェクトでは、初代カローラを生産するために操業をはじめた、トヨタ自動車高岡工場(愛知県豊田市)から5カ月かけ、全国のトヨタカローラ店を巡回。この日はトヨタカローラ静岡の堀章弘取締役からトヨタカローラ神奈川の小林政明常務取締役に車名の由来であり、今回のキャラバン企画のバトンでもある「花冠」が手渡された。
部品を手作りし復元
同車種は大卒の初任給が2万3300円だった1966年に43万4千円で販売を開始。発売後1年で国内販売10万台を超え、わずか6年後には100万台を突破した。以来、大衆車として人気を博し、33年連続でベストセラーカーという記録を打ち立てた。
この日、同店のショールームに登場した初代カローラは静岡県御殿場市にある「富士メカニック専門学校」で保管されていたもの。ボディの随所に錆が発生し、エンブレムやメッキ部分にも曇りなども見られたが、昨夏から修繕作業が進められてきた。残っていない部品も多数あったが、手作業で作るなどし復元したという。
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