市が緑を保全するために進めている「横浜みどりアップ計画」の一環として、新桜ケ丘の今井の丘公園を拡張する形で整備が進められていた「農園付公園」がこのほど開所した。
倍率2・3倍
園内には1区画約10平方メートルの分区園(貸農園)のほか、指定管理者のイベントなどで楽しめる協働農園、倉庫、トイレなどが完備。2Km圏内の居住者に限定された利用者募集だったが、70区画に対し2・3倍の申込みが寄せられていた。
分区園では利用者が自由に作物や植物を栽培することが可能。指定管理者が利用者に対し農機具の貸し出しや、野菜作りに関する講習会なども予定されている。同園を管理するアライグリーン(株)の荒井秀利代表取締役は「この農園の利用者が野菜や植物の栽培を楽しむことはもちろん、利用者同士のコミュニケーションを生むことができれば」と話している。
同計画では土地所有者による維持管理が難しくなった農地などを市が買い取るなどして、市民が農作業を楽しめる農園を主とした都市公園整備を進めている。
2014年度から18年度までの期間に7・3ヘクタールの農園付公園の整備を計画。区内では初めてとなる今井の丘公園を含め市内8カ所(約4・0ヘクタール)の整備が完了した。
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