保土ケ谷警察署(森元博署長)が2月7日、管内の交通事故の4割を占める二輪車の事故防止を図ろうと講習会を開いた。
国道1号線や環状2号線など幹線道路を抱え、山坂が多い地域特性もあり同署管内では二輪車が絡む事故件数が県内で最も多い。昨年1年間では574件の人身交通事故があり、そのうち248件が二輪車絡みの事故だった。
同署では参加実践型の訓練を行い、安全運転の技術と基本操作を再認識してもらおうと講習を企画。この日はピザや寿司の宅配業者ら19人が参加した。
県立保土ケ谷公園内に特設された講習会場では県警察本部交通総務課事故防止対策隊「ホワイトエンジェルス」や同署の白バイ隊員らが「頭の位置を意識し、肩と肘の力を抜き、腿は締めてバイクと一体感を作る」など正しい運転姿勢を指導。その後、スラロームや急制動、低速での狭路走行などをいつも乗っているバイクで行いスキルアップに務めた。
同署交通課では「こういった活動を通じて少しでも二輪車事故が少なくなれば」と話していた。
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