保土ケ谷区 社会
公開日:2020.08.27
ボクシングジム
30人が間接支援
会員実家が被害
GOKIGENボクシングジム(西区岡野・清水康俊会長)が、九州を中心に甚大な被害をもたらした「令和2年7月豪雨」の被災地を支援しようと、ジムの体験費の全額を被災地に寄付するキャンペーンを行った。
被害が大きかった熊本県人吉市出身で、同ジム会員の藤枝朋美さんの実家が被災したことを清水会長らジムのスタッフが知り、自分たちにも何かできないかと考えたことがきっかけ。キャンペーンは7月中旬から8月末までの来店が対象で料金は3千円。8月20日現在、約30人が申し込んでいる。
藤枝さんの実家は床上浸水の被害にあった。想像を絶する被害に、90歳を超える祖父は「いっそ自分も流されていればこんなに辛くなかったのに」とこぼしたという。「人吉市は川の恩恵をうけてきた場所。地元の人は今回の被害を『しょうがない』とも言うが、地元が姿を変えてしまうのは寂しい」と藤枝さん。ジムの支援は「コロナでどこも余裕がない中、被災地を助けようと思ってくれる人が周りにいたことが嬉しい」と話した。
清水会長は「何かしないと後悔しそうだと思った。行動に移せたのはスタッフの賛成のおかげ」と思いを語った。
8月17日現在の総務省消防庁の集計によると、今回の豪雨での全国の死者は82人、住宅被害は1万7千棟超に上る。
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