保土ケ谷区 教育
公開日:2020.08.27
育和幼稚園
ジャングルジムで「食育」
コロナ禍を逆手に
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から使用禁止になった遊具を活用して、常盤台の育和幼稚園(森谷恭子園長)は園児らに食育活動を行っている。
緊急事態宣言発令中の5月、園庭のジャングルジムの使用を休止する際に、教員らから「使用禁止を逆手にとり、遊具を使用して園児らの興味関心をひくことはできないか」と声があがった。食に関する知識や植物が育つようすを楽しみながら学んでもらおうと、ゴーヤときゅうり、あさがおの種を用意。遊具に張ったネットにツタが絡まるように植え、園児らと一緒に世話をした。育ったゴーヤときゅうりは7月中旬に収穫し、希望者で「味見」をしたという。
森谷園長は「『遊具が使えなくてつまらない』ではなく、園児らが楽しめる企画。興味を持って成長を楽しんでいたようで良かった」と話した。
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