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保土ケ谷区版 公開:2020年8月27日 エリアトップへ

保土ケ谷区歯科医師会 鹿郷満保会長 治療は「不要不急」ではありません

社会

公開:2020年8月27日

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 新型コロナウイルス感染症をめぐり、歯科治療への不安を煽るような一部報道があったことから、歯科治療を敬遠し、むし歯治療やメンテナンスを自己判断で中断する人が増えているという。このような状況に対し、保土ケ谷区歯科医師会の鹿郷満保会長は「ウイルスへの警戒感から足が遠のいた状況だと推測される。正しく恐れて、定期的な通院を継続していただきたい」と警鐘を鳴らす。「通院を中断することによるデメリットの方が大きい。口腔ケアが行き届かず、それまで順調に進んできていた治療が振り出しに戻ってしまうケースもあり得ます」と話す。

誤嚥性肺炎や全身疾患に影響も

 治療の緊急性については痛みや腫れなどを放置すると重症化や全身疾患への影響もあるという。歯周病などの定期管理も全身状態に関係し、高齢者や特に在宅や介護施設での口腔衛生状態の低下に伴い、誤嚥性肺炎などを生じることも懸念される。

 また、義歯を装着せず「噛めない状態」が続くことは全身の健康を損なうことにも繋がるという。その上で「必要な治療は継続を。まずはかかりつけ歯科医に御相談を」と呼び掛けている。

歯科治療を通じた感染報告ゼロ

 歯科医師や衛生士は日本、神奈川、横浜市各医師会の指導の下、日頃からマスクやグローブ、ゴーグルの着用など、感染症対策をとっている。日本国内では、これまで歯科治療を通じた新型コロナウイルスへの感染報告はなく、「正しく恐れながら必要な治療は継続を。自己判断で治療を中断し、放置するのはとても危険なことです」と鹿郷会長は話している。

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