横浜市立富士見台小学校の5年生はこのほど、日本航空(株)の情報システム子会社「(株)JALインフォテック」の社員を講師に招き、CO2排出量削減に関する企業の取り組みを学ぶ授業を初めて行った。
児童らが年間を通じて社会科で学んできた「CO2排出量削減」の一環として、企業が行っている事例を学ぶため行われたこの日の授業。講師を務めた大上美菜さんは、日本航空(株)がCO2排出量の削減のために行っている機材の工夫や燃費の良い飛行ルートなどについて説明しながら、それを支える「システム」について解説した。
その後児童らはパソコンを使い、「台風を通過すると余分な燃料がかかる」など効率的な運航をシミュレートするプログラミングソフトを操作体験して、システムへの理解を深めた。
5年生を担当する鈴木容子教諭は「CO2削減のため、子どもたちにできることは限りがあり、もっと深く学習できる機会があればと思っていた。企業の取り組みに発展させて、システムやプログラミングにもつなげて学習できたのは、児童らにとって良い集大成になったのでは」と振り返った。
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