神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2021年4月15日 エリアトップへ

新井署長インタビュー 交通事故を防ぐためには

社会

公開:2021年4月15日

  • LINE
  • hatena
交通安全運動のポスターを持つ新井署長
交通安全運動のポスターを持つ新井署長

 保土ケ谷警察署の発表によると、区内における2020年の交通事故の発生件数は408件。前年と比較すると69件減少した一方、死亡者は5人で、前年と比べ4人増加した。

 きょう15日までは、春の全国交通安全運動が実施中だ。本紙では、区内の事故の特徴や対策について、保土ケ谷警察署の新井滋文署長にインタビューを行った。

 --区内の事故の特徴を教えてください。

 「保土ケ谷区は山坂の多い地形の影響か、他地区と比較して二輪車事故が多い傾向にあります。昨年発生した408件の事故のうち、二輪車が関係する事故は175件。構成率に換算すると約40%です。

 今年に入ってからも、3月末までに112件の交通事故が発生しています(速報値)。うち、45件は二輪車が関係する事故です。特に、交差点で右折する車両と直進する二輪車の間で起こる『右直事故』が多いです」

 --保土ケ谷警察署ではどのような対策を行っているのですか。

 「事故の多い通勤・通学の時間帯に合わせ、ドライバーに注意を呼び掛けるハンドプレートを持って啓発活動を行うなど、対策を行っています。交通安全協会や安全運転管理者会など地域の皆さんにもご協力いただきながら、継続した啓発活動を行います」

 --事故を防ぐために特に気をつけることを教えてください。

 「国道1号線や環状2号線など幹線道路は走りやすいですが、くれぐれもスピードを出しすぎないように注意しましょう。二輪車のドライバーには胸部や脊椎を守る『バイク用プロテクター』の装着も効果的です。歩行者は乱横断せず、必ず横断歩道を通行すること。また新年度となる春は新入学児童の事故も懸念されます。悲惨な事故を防ぐためにも、一人ひとりが事故を起こさない・事故に遭わないという意識をもって交通安全に努めてください」

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

新入学児の交通安全願う

新入学児の交通安全願う

安協など、「守る集い」企画

4月18日

コンビニが詐欺阻止

コンビニが詐欺阻止

保土ケ谷警察から感謝状

4月18日

高齢者を事故から守る

イオン天王町

高齢者を事故から守る

地域住民らと啓発活動

4月18日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook