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川島東部第四町内会 いっとき避難場所を拡充 役割拡充も視野

コミュニティ社会

掲載号:2021年5月27日号

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公園に設置した「いっとき避難場所」の看板を紹介する関係者
公園に設置した「いっとき避難場所」の看板を紹介する関係者

 川島東部第四町内会(足立義昭会長・350世帯)が地震発生直後に建物倒壊などの危険から逃れるため、住民が一時的に避難する「いっとき避難場所」の拡充を図った。すでに「いっとき避難場所」となっている町内会館に隣接する4つの公園を追加指定した。

 「いっとき避難場所」は震災時避難場所や広域避難場所に移動するために、地域の住民が一時的に集まる場所で、各地域の防災組織(自治会町内会)がそれぞれ指定している。同町内会では環状2号の高架下にある町内会館を「いっとき避難場所」に指定し、有事に備えていた。

 帷子川の左岸に位置する同町内会は地震の際、対岸の丘の上にある川島小学校が地域防災拠点となり避難所となる。住民が避難する際には帷子川を渡り、坂をのぼる必要があり、避難所の問題は地域課題のひとつとなっている。さらにコロナ禍で分散避難が求められていることもあり、町内会が「いっとき避難場所」の拡充へ向け検討を進めていた。

 目を付けたのが会館に隣接する高架下の公園だった。200メートルほどの区間にある4つの公園を新たに「いっとき避難場所」に指定。広さは約10倍に拡大した。

 足立会長は「町内会館に隣接する公園を有事の際、利活用できればという発想だった。地域により差はあると思うが、今回の取り組みがモデルとなり、他地域にも広がれば」と話す。

 「いっとき避難場所」はその名の通り、現状は地域防災拠点に移動する前の段階で一時的に避難し、住民の安否確認や救助活動を行う場と位置付けられている。しかし足立会長ら町内会関係者はこの「いっとき避難場所」が担う役割の拡大を模索している。「乗り越えなければならない課題は多いが、『いっとき避難場所』を避難生活ができる『地域の避難所』として活用できるようになれば」と話し、行政と話し合いを重ねたいとしている。

車中泊にも備え

 さらに車での避難が増える可能性も想定し、公園に隣接する民間事業者が所有する土地を有事の際、駐車スペースとして提供してもらえるよう現在、交渉を進めているという。

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