保土ケ谷郵便局でこのほど、区高齢障害支援課の職員を講師に、郵便局員を対象にした認知症サポーター養成講座が開かれた。
これは今年10月、認知症の高齢者らが行方不明になった際にできる限り早く発見・保護するシステム「保土ケ谷区認知症高齢者等SOSネットワーク」の発見協力機関に、区内の郵便局とゆうちょ銀行が加わったことをうけたもの。講座は生配信も行われ、多くの局員は会場外からも参加。「通帳の再発行を繰り返すお客様がいる」「説明を理解してもらえないことがある」など事前に回収したアンケートへのアドバイスも行われた。
講座をうけ、横浜帷子郵便局の今任茂喜局長は「認知症とみられるお客様への対応については、これまでも実際に課題に挙がっていた。局員らが認知症について理解する良いきっかけになった」と話した。
区内には16軒の郵便局と1軒のゆうちょ銀行があるほか、常時地域を回っている郵便局の配達車両は二輪車が120台、四輪車が30台ほどにのぼる。講師として登壇した同課の職員は「『郵便局に来た目的が分からない』『配達中に様子の気になる人をみかけた』などお客様の違和感に気づいた際には、優しく声をかけてサポートしてほしい」と呼び掛けた。
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