川島地域で280年以上にわたり継承され、横浜市の無形文化財にも指定されている「川島囃子」を後世に引き継ぐ活動をしている「川島囃子保存会」(三村守会長)が1月15日、地元・川島町公園ログハウスで獅子舞やひょっとこ踊りなどを披露した。
太鼓や鉦(かね)、それに唯一の旋律を奏でる笛の音色に合わせ、「おかめ」「ひょっとこ」「笑面」などが笑いを誘う動きを見せるのが川島囃子の基本的な形。元々は農業の豊作を祈念したのが起源とされているが、現在では祝宴の場では欠かせない存在として親しまれている。
区内には囃子の保存会が幾つか存在しているが「川島囃子保存会」のメンバーは全員が川島町内に暮らす住民。地元の住民らが受け継いできたため独特の「間」も280年前と変わらない。1978年には横浜市初の無形文化財の認定を受け、市を代表する文化使節として海外での公演も成功させるなど、活動は海を越えるまでになった。
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