星川駅を中心としたエリアに今春新たに発足した星川商店会(林俊二会長・加盟数52)が現在、目標達成に向けて広く資金を募る「クラウドファンディング」に挑戦している。前身の団体時代から実施していたハロウィーンイベントの開催費用を集めるとともに、加盟店舗の魅力を「リターン」として提供することで商店街のファン拡大をめざす。
目標金額は50万円
「創立100周年を目指す #星川商店会の挑戦」と銘打ち、クラウドファンディングサイトのキャンプファイヤーで8月31日まで実施(https://camp-fire.jp/projects/view/595254)されているこの取り組み。
10月30日に星川駅南口の駅前広場を主会場として実施予定のハロウィーンイベントに向けて、イベントの運営費用やのぼり旗などのグッズ製作費として50万円を目標に資金を募っている。
支援金額は1千円から5万円までを設定。返礼として設けられる「リターン」には、イベントに合わせて「仮装大賞の審査員になれる権利」「ステージイベントへの出演権」などのほか、加盟店舗で受けられる様々なサービスを用意した。
中にはCafé Pepperの「お菓子の家づくり」やMICHIBAの「アジを使った料理教室」など、各店舗の特色を活かした体験型のものも多く用意されている。中心となり準備を進めてきた商店会副会長の山内誠さん(バニヤンブランチ)は「地域の人に楽しんでもらえればとの思いで、体験型のリターンを多めにしました」と説明する。
「ファン拡大にも」
星川商店会は今年4月に始動。6月には完成したばかりの駅前広場で初のイベントを開催し、想定を超える多くの来場者でにぎわった。
「来てくれた方の商店街への期待を感じた」と山内さん。「まつり」の存在が商店街活性化のカギになると感じ、発足初年度で予算のない商店街としてクラウドファンディングでの資金集めを採用した。サイト内には商店街立ち上げまでの経緯などを紹介。「ただお金を集めるだけでなく、なぜ商店街が出来たのかを知ってもらうことで、ファンを増やしていければ」と期待を寄せる。
7月末時点で目標の約3割に到達。今後はリターン品の追加も予定しているという。
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