保土ケ谷区 社会
公開日：2022.08.25
三ツ沢公園
再整備へ市民意見募集
新球技場建設を検討
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新たな球技場の配置イメージ
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意見募集の入力フォーム
三ツ沢公園＝三ツ沢西町＝球技場を含む公園全体の再整備へ向け、横浜市は９月８日まで意見募集を行っている。市では球技場新設の方針を今年６月に発表しており、これに対して市民の考えを聞きながら、更なる検討を進めていきたいとしている。
１９５５年に建設された三ツ沢球技場。現在は市民の利用に加え、横浜Ｆ・マリノスや横浜ＦＣ、ＹＳＣＣ横浜といったＪリーグをはじめ、ラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスなど６つのプロスポーツチームが使用している。
一方で老朽化が進んでいるほか、不十分なバリアフリー化や観客席には屋根が無いことから雨に濡れながらの観戦を余儀なくされており、Ｊリーグのスタジアム基準を満たしていないなどの問題もある。
これを受け、市は球技場の観客席に屋根を増設する案や観客席の建て替えなどを検討してきた。だが、屋根を設けることで芝生の生育のために稼働日数を減らす必要があるなど、市民とプロスポーツ両者の利用枠確保が困難になると判断。球技場新設の方針を打ち出した。
建設場所の候補地とされているのは、公園北側の補助陸上競技場や第２テニスコート、青少年野外活動センターなどがあるエリア。現在の球技場と陸上競技場は残したまま活用を続け、老朽化した他施設もリニューアルする方針だ。また財源についてや建設候補地にある施設の代替機能確保などの課題についても検討していくとしている。
三ツ沢連合自治町内会（神奈川区）の中山安司会長は「三ツ沢公園は桜の名所で、散策路として使う人も多い。建設するのであれば、桜や散策路に影響が出ないようにしてほしい」と話した。
意見の提出は、はがきやファクス、メールのほか、「三ツ沢公園 市民意見募集」で検索して入力フォームから。（問）市公園緑地整備課【電話】０４５・６７１・４７６８
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