保土ケ谷区 文化
公開日:2022.11.24
見得切る度におひねり飛ぶ
子どもたちが歌舞伎を奉納
天王町の橘樹神社内にある神楽殿で11月20日、地域に暮らす小学生ら11人が出演し、奉納歌舞伎公演が行われた=写真。
子どもたちに日本の伝統芸能を継承していくことを目的にした文化庁の地域活性化事業の一環で2013年から地元商店街が主催する取り組みとして始まり、秋の風物詩となっている。
夏場から週に一度、専門家の指導を受けながら稽古を重ねてきた子どもたちの晴れの舞台となったこの日、披露したのは江戸時代に人気を博した「曽我物語」を題材とした演目「寿曽我対面」。艶やかな着物をまとった子どもたちが可愛らしくも、本格的な見得を切る度に、境内に集まった観衆から飴玉が入った「おひねり」が飛び交ってていた。
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