新横浜駅に入線する、試運転中の相鉄線車両（上）と東急線車両（昨年11月24日）
「相鉄・ＪＲ直通線」が開業してから３年４カ月――。いよいよ２０２３年３月18日（土）、「相鉄新横浜線・東急新横浜線」（相鉄・東急直通線）が開業の日を迎える。相鉄と東急が両社の新駅「新横浜駅」でつながることで、「相鉄本線・いずみ野線」「東急東横線・目黒線」「東京メトロ南北線・副都心線」「都営三田線」「埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線」「東武東上線」による直通運転がスタート。首都圏の鉄道ネットワークがさらに広がる。
相鉄線から都心方面は渋谷・新宿・池袋など都心のターミナル駅のほか、麻布十番や神保町、神楽坂などの人気の街へも乗り換えなしで行くことができる。また、新幹線の利用やスポーツイベント・コンサートなどが多く開催される新横浜へは、相鉄線からだけでなく、これまで乗り換えが必要だった東急線からのアクセスも向上する。
運行本数は平日終日１００往復。相鉄線側からは主に本線からの列車が目黒線方面へ、いずみ野線は東横線方面へ向かう。東急線側からも１００本が相鉄本線（60本）・いずみ野線（40本）へ乗り入れる。所要時間は最速で「二俣川―新横浜」11分、「新横浜―渋谷」25分、「二俣川―渋谷」39分、「湘南台―新横浜」23分など。
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