保土ケ谷区 社会
公開日:2023.08.31
相鉄線和田町駅前
「NO!ポイ捨て」
改善見えぬ状況受け啓発運動
相鉄線和田町駅周辺で保土ケ谷土木事務所や資源循環局保土ケ谷事務所の職員らが8月24日、駅周辺街区の美化を呼びかけるキャンペーンを展開した。
駅南側の広場は地域住民らの憩いの場となっているが、以前から「ポイ捨て」が多い状況がつづいている。関係者によると、区内の相鉄線5駅の中で美化状況は最も悪いという。
タクシー運転手の有志で組織する「和田町駅タクシー乗り場委員会」のメンバーが毎朝、清掃するなどしているが、飲食物の包装袋などが散乱している日もあり、行政は「あなたのポイ捨て見られていますよ」と通行者のモラルに訴えるポスターを掲出するなどしているが光明が見えず、この日のキャンペーンでは行政職員や花壇ボランティアらが駅の乗降客らに呼びかけながら啓発物を配り、街区美化への理解を求めた。
人の目ない所に
関係者によると、たばこのポイ捨ては、駅前広場では少なくなってきているが、帷子川沿いの人の目が行き届きにくい細い道では相変わらずの状況が続いているという。同河川は近年、水質が改善されてきているが、プラスチック容器や、たばこの吸い殻が川に投げ込まれてしまっているケースもある。こうした状況の改善を求め、地域住民からは陳情も寄せられている。
横浜市では条例で空き缶や紙くず、たばこの吸い殻などのポイ捨ては禁止されている。違反すると2万円以下の罰金を科せられる場合がある。
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