保土ケ谷区 教育
公開日：2024.01.01
上菅田笹の丘小学校
年明けから新校舎へ
｢きれい｣｢体育館が広い｣
上菅田小学校と笹山小学校が統合し２０２０年の春、開校した「上菅田笹の丘小学校」（世古正樹校長）の新校舎が完成した＝写真。児童は年明けから新校舎で学ぶことになる。
上菅田笹の丘小学校は笹山小の児童数減少や両校の校舎の築年数の問題などから統合され誕生した。年内までは旧笹山小で授業が行われ、旧上菅田小の跡地に新校舎の建設が進められていた。
23年３月までの竣工をめざし工事が始まり、当初、今年度からは新校舎での授業開始が予定されていたが、地盤改良工事の必要性が発生したため工期を延長。昨年10月に竣工し、11月から12月にかけて植栽や引っ越し作業が行われていた。
校庭は今秋から全面利用可能に
中庭を囲むように「ロの字型」に校舎が配されているのが特徴のひとつ。窓が多く校舎内が明るいことも印象的だ。
校庭については段階的に使用ができるようになる。全面利用ができるようになるのは今年10月15日から。それまで体育の授業は体育館で行われる予定だ。
学び舎が移り通学路も変わることから、12月上旬には新校舎からの下校練習を実施。完成した新校舎を目にした児童たちは「きれい」「体育館が広い」「迷いそう」などと興奮気味に話していた。
世古校長は「地域に愛される学校にしていきたい。地域と学校が一緒になって子どもたちの成長を育んでいくことができれば」と話している。
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