保土ケ谷区を拠点に活動する奉仕団体「横浜保土ケ谷ロータリークラブ」が11月22日に横浜清風高校=岩井町=で、出前授業と題した職業講話を初めて行った。
同クラブはこれまで、子ども食堂に寄付金を贈呈するなどの多面的な社会貢献活動に取り組んできた。新しい活動を模索する中、同校のインターアクトクラブと長年にわたり交流があることから出前授業を企画。経営者でもある同クラブの会員が2年次の文理選択を控える1年生約350人の前で、仕事観などを語ることになった。
弁護士など登壇
当日は生徒の希望の下、9グループに分かれて授業を実施。弁護士、公認会計士、保育士などが講師として登壇した。資格取得に必要な勉強や仕事内容を紹介したほか、職場の人と良好な関係を構築することも社会人として大切なスキルと伝えていた。
非常放送設備などを手掛ける通信設備株式会社=峰岡町=の工藤樹代表取締役は、決断力や柔軟性が会社経営に活かされることや同社のSDGsの取り組みなどを紹介。環境にやさしい紙製のクリアファイルを生徒にプレゼントした。
同クラブの矢部徹会長は「生徒の皆さんが何かを考えるきっかけになればうれしい」と振り返った。同校の中島秀一教諭は「社会人としての心構えなども教えていただきありがたい。進路選択の参考にしてもらえれば」と手応えを感じていた。
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