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保土ケ谷区 社会

公開日:2024.11.28

ブッフェメニューに採用
県商工生徒考案の6品

  •  採用されたメニューと同校生徒ら

 横浜ベイホテル東急(西区)2階のオールデイダイニング「カフェ トスカ」で11月29日(金)から12月25日(水)の期間、ナイト・キッチンスタジアム「クリスマスブッフェ」が開催される(12月24日(火)を除く)。

 クリスマスブッフェで提供されるさまざまな料理の中には、神奈川県立商工高等学校の生徒が考案したメニュー6品も並ぶ。持続可能な社会への貢献を図ることを目的としている同ホテルと、高校生のうちから実務経験を積むために「商品開発と流通」という授業で実際に企業と連携をしている同校の取り組みは今年で3年目となる。

 今年は能登谷憲司総料理長と「カフェ トスカ」の田京伸五シェフが同校を訪れ、総合ビジネス科流通系の生徒(48人)に対して食材の知識や商品構成のほか、メニューの作り方などを講話。参加した生徒は10班に分かれてそれぞれメニューを考案。2度のプレゼンが行われた結果、10品中6品(スペイン産生ハムカッティング、パルミジャーノ・レッジャーノで仕上げる サーモンとホワイトソースのフェットチーネ、シーフードパエリア、リハマカローニ・ラーティッコ、チョコレートティラミス、抹茶モンブラン)が、ブッフェメニューとして採用された。

 「自分たちが考えたメニューがブッフェメニューとして形になったという貴重な経験は、生徒さんたちの今後に必ず生かされると思う」と能登谷総料理長。

 抹茶モンブラン担当の山城屋(やましろや)唯さんとティラミス担当の大石心結(みゆ)さんは「クリスマスツリーに見立てたモンブランがかわいく仕上がっている」、「子どもでも味わえるようにスポンジのシロップをコーヒーではなくココアにしたところがこだわり」と話した。

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