保土ケ谷区 社会
公開日:2025.02.06
保土ケ谷の文化財守れ
遍照寺で初期消火訓練
月見台の遍照寺で1月26日、文化財防火デーに合わせた初期消火訓練などが行われた。
文化財防火デーは1949年1月26日に奈良県の法隆寺金堂が延焼したことを契機に、55年に定められたもの。毎年この時期に全国各地の文化財を取り扱う施設で、延焼防止を想定した訓練が行われている。横浜市では今年、寺院などの指定登録等文化財92カ所を対象に実施された。
遍照寺で行われた訓練には保土ケ谷消防署のほか、保土ケ谷消防団(久保田重雄団長)も参加。寺の関係者による通報を皮切りに、消防隊と消防団員が火点に向けて一斉放水を行った。久保田団長は訓練の反省とともに「指定された文化財を災害から守れるよう、消防署との連携をしっかり図りたい」と今後の意気込みを語った。
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