無病息災などを願う夏越祭が6月28日から30日にかけて、星川杉山神社で行われた。神道の魅力に触れる体験教室や子ども向けの企画などが目白押しで、多くの地元住民でにぎわっていた。
同神社は年間を通じ、地域に根差した行事を企画。夏越祭は、今年半年間で無意識に身についたとされる罪や穢れを清める機会となっている。
3日間で小さな花火大会や茅の輪くぐりなどを実施。祭りのお供え物を配布する撤下品という考えのもとで運営する「スギマロ駄菓子屋」では、同神社で活動する伝統芸能を楽しむ会「ほしあかり」の部員らが豊富な種類の駄菓子を販売した。
「坂の上神社教室」と銘打った企画では、装束の体験や雅楽のプチ解説のほか、心身の穢れを祓う力を持つ大祓詞を書写する講座を開催。同神社で権禰宜を務めている伊藤名央貴さんらを講師に迎え、参加者は大祓詞を声に出して読みことで心身や周囲の環境を清め、不浄なものを祓い清めるということを学んだ。杉本芳子さん、明子さん親子は「地域でこうした体験ができる神社は珍しく、貴重な機会になった」と感想を話した。
![]() 心を清める書写会
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