保土ケ谷区 社会
公開日:2025.08.07
県ユニセフ協会
20周年記念に206人
子どもの権利を考える
神奈川県ユニセフ協会(梅原出会長)=中区=は7月26日、設立20周年を記念したイベント「1Day for UNICEF」をはまぎんホールヴィアマーレ=西区=で開催した。当日は206人が来場した。
同イベントでは、国連子どもの権利委員会元委員長の大谷美紀子さんが登壇し、「みんなで知ろう!子どもの権利」をテーマに講演を行った。また、同協会の評議員を務める俳優の金田賢一さんや女優の五大路子さんらが舞台に上がり、平和の詩を朗読。戦争や紛争が続くウクライナや南スーダン、アフガニスタンなどの青年たちが書いた平和を願う言葉を感情を込めて読み上げた。朗読後に金田さんは「ユニセフが活躍できないような平和な世界にならなくてはならない。活動を続けていきたい」と話した。
ガーナから特別ゲスト
県ユニセフ協会は、国や活動分野を指定し、3年〜5年の長期的な支援を行う「指定募金」に力を入れる。現在は、第5次プロジェクトを実施。2028年まで、ガーナ共和国で「児童婚を終わらせるために」をテーマに寄付を募っている。
記念イベントでは、支援国であるガーナ共和国駐日ガーナ大使館の参事官クリストファー・ガバ氏が特別ゲストで招かれ、支援に対して感謝を伝え、児童婚の削減に対して国家として解決に臨む意気込みを話した。
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