保土ケ谷区 社会
公開日:2025.08.21
電気の仕組み学ぶ
小学生がエコカー作成
保土ケ谷公会堂で8月4日と8日、「夏休みこどもエコチャレンジ」が実施された。
保土ケ谷区内在住・在学の小学生を対象に電気や自然エネルギーの大切さを学び、エコカー作成を通して発電や蓄電の仕組みを学べる同企画は保土ケ谷区役所区政推進課の主催(古河電池株式会社の協力)。
教室では、区の職員が昨年の7月と8月の2カ月間に横浜市内で最高気温30度以上の真夏日を観測した日数が55日あり、2019年と比較をすると真夏日日数、平均気温、猛暑日日数、熱帯夜日数のいずれも増加していることなどが子どもたちに伝えた。また、市が取り組む「YOKOHAMA GO GREEN」などが紹介された。
古河電池(株)の社員は、「電池にまつわる電気のおはなし」と題し、地球温暖化を防ぐためには温室効果ガスを削減することが必要であり、温室効果ガス削減のためには省エネ行動を実施することが大事であると話した。また、「自然エネルギーは発電量が天候に左右されることをデメリットとし、蓄電池に貯めた電気は使用したい時に使用できる」と説明した。その後はエコカーを作成。完成したエコカーを一斉に走らせるなどして蓄電池の仕組みなどを学んだ。
妹の瑚々音さん、弟の龍之介さんと参加した近藤瑚夏さんは「電球が光ったのが楽しかった」と感想を話し、地球温暖化防止のために「普段から電気をつけっぱなしにしないようにこまめに消している。節電にもなるのでこれからも続けたい」と話した。
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