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保土ケ谷区 社会

公開日:2025.09.25

事故撲滅へ、地道に活動
保土ケ谷交通安全協会

  • キャンペーンに参加した会員たち(5月20日撮影)

  • 活動の機運醸成を図る板橋会長

 保土ケ谷交通安全協会(板橋悟会長)は、住民を交通事故から守る活動に取り組んでいる。

 同協会は1958年8月に設立した民間のボランティア団体。現在は129者が賛助会員となっている。保土ケ谷警察署などと連携し、季節ごとの交通事故防止運動の期間に合わせたキャンペーンなどで歩行者や運転者に正しい交通ルールを呼び掛ける。保土ケ谷区内の小学校にランドセルカバーを寄贈する取り組みも恒例にしている。

 人通りが多く多世代とコミュニケーションを取るのに適した場所での活動を展開。イオン天王町ショッピングセンターなどの商業施設で啓発に努める。

 同店で今年7月に実施した交通事故防止キャンペーンでは、神奈川トヨタ自動車株式会社らと連携し、イベントブースを設置。子ども向けの交通安全クイズのほか、3種類の穴にどれだけ多くのボルトとナットを締められるかを競い合うゲームなどが行われ、家族連れでにぎわった。

賛助会員を募集

 同会は賛助会員を募っている。これまで、賛助会員による会費や運転免許証の更新に必要な収入証紙の販売などで運営費を賄ってきた。しかし、会員の減少に加え、県内の各警察署で今年3月から導入された免許更新手数料のキャッシュレス化により財源確保が難航。活動に支障が出ている。

 板橋会長は「運転者と歩行者の双方に対し、粘り強い交通安全教育や地道な交通安全運動など、命を守る大事な活動を行うためには資金が必要。当協会運営に賛同および応援いただくとともに、賛助会員加入をご検討いただければ幸いです」と協力を呼び掛ける。

 賛助会員の会費は年間1万円から。会費は交通安全運動などの活動費用に充てられる。入会に関する問い合わせは保土ケ谷交通安全協会【電話】045・331・3819(八木千尋事務長)へ。

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