保土ケ谷区 社会
公開日:2025.10.30
消化器がんを詳しく
中央病院らが講座開催
日本消化器病学会と横浜保土ケ谷中央病院による第140回市民公開講座「消化器がんを知ろう!」が10月25日、保土ケ谷公会堂で行われた。
消化器(食道・胃・大腸・肝臓・胆道・膵臓)のがんは、がんによる死亡者数の約半数を占める。同講座は市民が消化器がんについての理解を深め、いざという時に命を救うきっかけになることを目的に開催された。
横浜市立大学附属市民総合医療センターと横浜保土ケ谷中央病院の医師が登壇。大腸がんや胃がん、肝がんなどについて詳しく解説した。昨今、ロボットを活用した手術が増えていることなど、最新のがん治療も幅広く紹介した。そのほか、がん治療認定医や看護師らによる「がん相談コーナー」では、参加者からの個別相談に対応した。
横浜保土ケ谷中央病院の國崎主税病院長は「がん手術の選択肢が以前よりも広がっている。特に60歳以上の方には年1回、がん検診を受けていただきたい」と呼び掛け、中馬誠副院長は「がんの早期発見により、治療の可能性などを高められる」と話した。
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